
「1日の時間の使い方がうまくいかない・・・」
「スケジュールを立てても定時に終わらない・・・」
こんなふうに悩んでいませんか?
このページでは看護師1年目で「時間の使い方」に悩んだ私が辿り着いた「看護師のスケジュールの組み方」を紹介します。
ここで少し私の紹介をさせてください。この記事を書く私は現役で内科病棟に勤務する看護師です。看護師1年目で残業と人間関係に悩み思い切って転職。指導者もしながら今年で7年目になります。
それでは本題に入っていきます。
「時間管理」は看護師1年目全員の悩み

看護師1年目では行動計画を立てて朝先輩に発表してから1日が始まると思います。しかし、思い通りに仕事が進まず先輩に時間管理を注意されてしまったり、残業になってしまったり、焦ってインシデントを起こしてしまったりしたことはありませんか?これはあなただけでなく、看護師1年目ではほぼ全員が経験する悩みと言っても過言ではありません。
私も看護師1年目の頃、経管栄養の準備が遅くなってしまい先輩に「時間の配分が出来てない」と注意されたのを覚えています。看護師の仕事は受け持ち患者のバイタル測定や清拭などのルーティーンケア、その日受け持つ患者のイベント(検査やオペ、入退院、ICなど)に加え、緊急入院や急変など予測不可能なものもあります。また、看護師1年目では1つ1つのケアに時間がかかってしまうのと、まだ自立になっていないケアは先輩にみてもらわなくてはいけないので先輩のスケジュールにも左右されます。
看護師1年目の時間管理のコツ

ここからは私の「看護師1年目時間管理のコツ」についてお伝えします。
コツ①スケジュールを「見える化」する
皆さんの病院はフローシートやワークシートなどを使っていますか?私の病院は患者ごとに1枚ずつワークシートを出して持ち歩くタイプだったので、患者ごとのページにそれぞれ「○時に□□」といった感じで予定を書いていましたが、見忘れて結局後から「ヤバイ!忘れてた!」なんてことがしょっちゅうでした。

そこで私が辿り着いたのが、受け持ち患者全員のスケジュールを一目でわかるように一覧にすることでした。私は上の画像のようにエクセルで縦横のシンプルな表を作っていました。朝自分の受け持ちを確認したら表に患者さんの名前と時間を記載していきます。済んだ予定には赤ペンで✔️を入れていました。私は表を使っていましたが、一本のバー(時間軸)を書いてそこに縦線で患者ごとの予定を書いていく方法でも良いと思います。とにかく一目で全てを把握できるようにすることがポイントです。
コツ②時間の決まっているものからスケジュールを組む
看護師の1日には毎日時間の決まっているルーティーンの仕事がありますよね。バイタル測定、清拭、配下膳、経管栄養、ミキシングなどです。そのほかに、受け持ち患者のイベント(検査、オペ、入退院、ICなど)があればそれらを軸にスケジュールを組んでいきます。ここで大切なのは、何にどのくらい時間がかかるのかを予想することです。
看護師1年目ではバイタル測定ひとつとっても先輩より時間がかかります。「出来る」と思っていても自分が思っているより時間がかかることがほとんどなので、分刻みのスケジュールではなく、時間に余裕を持って組むことが成功の鍵です。
コツ③優先順位を決める
スケジュールを組む上で、ケアやイベントの時間が重なることはよくありますよね。私の病院ではよく清拭の時間に検査が重なったり、バイタル測定の時間とICの時間が重なることがありました。清拭はとくべつ観察するべき事項がなければ他の人に代わってもらうこともできますし、患者さんと相談して時間をずらすこともできます。ICの場合は時間はずらせないので先にバイタル測定を終わらせておくか、ICの後に実施するか決めておきましょう。このように、どれも行う時間の決まっていることですがスケジュールを組む段階で優先順位を決めておくことで焦らずに対処することができます。
コツ④先輩に見てもらうものをピックアップする
看護師1年目では自立になっていない手技は先輩に見てもらう必要があります。先輩のスケジュールもあるので、朝行動計画をフォローの先輩に伝える際に「この手技はまだ自立になっていないので一緒に入ってください」と事前に伝えておきましょう。大体自分がそれを何時ごろ予定しているのかも伝えておくことで先輩にとっても予定を立てやすくなります。
コツ⑤スケジュールと観察項目を照らし合わせる
これは仕事を効率化する上でめちゃくちゃ重要です。私はポンコツ1年生だったので「あ、さっきアレも観察してくればよかった!」なんてことがしょっちゅうで2度手間になり先輩からも時間ロスを指摘されていました。受け持つ患者の観察項目は事前に考えると思いますが「何をいつ観察するのか」をスケジュールに組み込むことで効率の良いスケジュールを組むことができます。
症状などの問診はバイタル測定の際に行うと思いますが、例えば皮膚状態の観察であればバイタル測定の時よりも清拭の時間に観察したほうがスムーズですよね。また、移乗の様子は検査に行くタイミングで観察できますよね。このようにスケジュールに組んだ段階で「何をいつ観察するのか」を一緒に組み込んでおくとかなりスムーズに進められます。患者さんもいちいち時間をとって観察されるより1日の流れの中で見てもらう方が負担も少なくて済みますよね。仕事に慣れてくると当たり前のように「今これ観察しておこう」という思考になりますが、1年目のうちはそうもいかないと思うので意識してみると良いと思います。
【看護師1年目向け】個別性のある観察項目についての記事はこちら
コツ⑥緊急入院や急変に備えておく
正直こればっかりは予測不可能なので時間内に終わらなくても仕方ないですし、先輩であっても残業になることはあります。ですが、備えておくことは大切なのでまずはしっかりスケジュールを立てて行動できるようにしましょう。また、日頃から入院対応や急変対応を予習しておくこともスムーズに対処する上で必要です。いつ起こるかわからないからこそ、いつでも対応できるように心の準備をしておくことが大切です。
まとめ

いかがだったでしょうか。色々書きましたが、まずはスケジュールを一目でわかるようにすることが一番大切ですので、表を作ることから始めてみてください。看護師は綿密なスケジュールを立てても次々に仕事が舞い込んできます。さらにナースコールが鳴ったり、先輩から指導の時間があったり、話の長い患者さんがいたり、とてもスケジュール通りにいかないことがほとんどです。しかし、スケジュールを組んでおくことで自分の行動のベースとなり「あれ、次に何すれば良いんだっけ」という無駄な時間を減らすことができます。表を使う以外にも先輩たちは色々な方法でスケジュール管理をしていると思うので、色んな人のテクを盗みながら自分にとってやりやすい方法を模索してください。
看護師1年目では正直仕事を「こなす」ことで精一杯になりがちですが、患者さんの一番身近な職業でもあるので、業務だけに追われず患者さんとの時間も大切にしてくださいね。この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


