
訪問看護師になりたいけど、看護師1年目でもなれるの?
転職するなら何年目がおすすめ?
どんなスキルが必要なの?
こんにちは、へたれです。
訪問看護師はある程度看護師経験を積んでからでないとなれないイメージがありませんか?今回は「看護師1年目でも訪問看護師になれるのか」といったテーマでお話ししていきます。
この記事を書く私は現役で内科病棟に勤務する看護師です。看護師1年目で残業と人間関係に悩み思い切って転職。現在は残業なし、人間関係もまぁまぁ良好な環境で指導者などもしながら働いています。
では本題に入りましょう。
看護師1年目でも訪問看護師になれる?

結論から言うと、看護師1年目でも訪問看護師になれます。
ある程度看護師経験がないと訪問看護師になれないと言うのはもう古いです。最近では新卒採用に力を入れている訪問看護ステーションもあり、新卒向けの研修も組まれているなどしっかり訪問看護に必要な知識・技術を身につけられるようになっています。実際私の大学時代の友人も新卒で訪問看護ステーションに就職していました。とはいえ、新卒をとっている訪問看護ステーションはまだまだ多いとはいえないので看護師経験があることに越したことはありません。
また、新卒からではなく看護師1年目で病院から訪問看護ステーションに転職するといった場合もあります。意外と1年目で転職する方は多いので、明確な退職理由があればさほど問題ありません。1年目での転職に不安がある方もいると思いますが、昔ほど看護師1年目での転職は難しくありません。その理由はこちらの記事で解説していますので興味があれば読んでみてください。看護師1年目で転職できる?不利にならない?
また、訪問看護ステーションというと小規模のイメージがありますが、病院併設型の訪問看護ステーションなど母体が大きい所では最初何年か病棟で経験を積み、2〜3年目で併設の訪問看護ステーションに移動するといった方法もあります。
訪問看護師へのおすすめ転職時期
以前は看護師としての臨床経験3〜5年ほどを条件としている訪問看護師ステーションが多い印象がありましたが、現在は経験年数の条件を提示していないところも増えてきています。
とはいえ、訪問看護師は基本的に一人で訪問し看護を提供するので、しっかりと患者さんの観察やケアが行えないといけません。そのため、研修プログラムなどが組まれていない訪問看護ステーションを希望する場合には看護師として必要最低限3~5年程度の経験は積んでおくほうが安心です。病院によっては訪問看護師になるための研修コースを設けているところもあるので、早くから訪問看護師を目指している方はそういった研修がある病院などをうまく利用していくと訪問看護師への近道になります。
訪問看護師の仕事内容は?

訪問看護師は〇〇科として分野が分かれているわけではないので、様々な疾患の患者さんに対応しなければいけません。また、軽度の患者からターミナルの患者まで幅広く受け持つことになります。
健康状態の観察
バイタルサイン測定や呼吸、皮膚、意識レベルなどの観察を行います。
処置
点滴やカテーテルなどの管理、褥瘡の処置、インスリン注射、痰吸引などを行います。
日常生活の援助
口腔ケアや排泄、清潔ケア、栄養管理などを行います。
服薬管理
内服させるだけでなく、患者が正しく内服できているか確認も行います。
医療機器の管理
人工呼吸器などの医療機器の管理や患者・家族への助言を行います。
ターミナルケア
看取りのケアや死後処置、家族のメンタルケアを行います。
訪問看護師に必要なスキルは?

訪問看護師は看護師一人で訪問することが多いため、自分一人で患者の状態観察からアセスメント・看護ケアまでを行います。一人で判断ができない時にはステーションにいる先輩に電話することもありますが電話する必要があるのかどうかの判断力も求められます。
アセスメント
アセスメントを行うにはまず患者の状態の観察ができなければいけません。状態の観察は単に眺めるということではなく、患者の疾患や状態のレベルに合わせて必要な観察項目がるので「患者に合わせた観察項目がわかり、観察できること」が大前提です。
観察したことを元にどんなことが考えられるのか、何をすべきなのかを考えるのがアセスメントであり、アセスメントスキルは看護師にとって必須項目です。
コミュニケーション能力
訪問看護は病院とは違い一人の患者さんに深く関わることができるため信頼関係がとても大切です。信頼できない人を自宅にあげて看護されるのは嫌ですよね。また、訪問看護師は患者さんのお宅に訪問するため、患者さんのほかに家族がいることもあるので、家族との信頼関係も大切です。
とくに訪問看護を利用している患者さんはお看取りの患者さんも多いため、そういう場面で看護師としての立場も守りつつ患者さんとその家族に寄り添った対応が求められます。また、訪問看護師は患者さんと医師や他職種との橋渡しの役割も担っているので他職種との連携も大切になってきます。
訪問看護師のメリット
患者や家族と丁寧に関わることができる
病院ではどうしても受け持ち人数が多かったり急変や検査などで患者1人にかけられる時間が少なくなりがちですが、訪問看護では決められた時間の中でじっくり関わることができます。患者と信頼関係を構築し、丁寧な看護を提供することができます。患者さんと深く関わりたい方には訪問看護師はおすすめです。
幅広く看護を学ぶことができる
訪問看護を利用する患者には様々な年代、疾患の人がいるため、幅広い看護を勉強することができ豊富な知識が身につきます。
夜勤がない
病院と違い夜勤がない代わりに訪問看護はオンコールがあります。しかし、オンコールも交代制のところが多く、夜勤より負担も少ないためお子さんのいる方でも働きやすいのが特徴です。
訪問看護師のデメリット
責任が重い
基本的に一人で訪問し対応しなくてはならないため、責任が重いと感じる方も多いようです。しっかり研修を受けたり自己学習し自分のスキルを磨いていく必要があります。
移動が大変
訪問看護は時間が決まっているのでしっかり時間に間に合うように行かなくてはなりません。自転車移動では暑い時期、寒い時期や土砂降りの日なんかは移動に体力をとられてしまうこともあるようです。地方では車移動が主になりますが、雪の日の移動は大変です。
訪問看護の求人を探すには?

訪問看護ステーションは大規模〜小規模のものまで様々で、ホームページがないところもあります。そのため自力で求人を探すのは難しいかもしれません。そのため、ハローワークや看護師転職サイトなどをうまく使って求人を探す方が効率的です。
また、ある程度の看護師経験がある方であれば個人応募でも問題ないですが看護師1年目の方は研修プログラムがあるか、そもそも1年目でも働けるのかなど応募の前に確認しなければならない条件もあるので看護師転職サイトを利用するのが無難だと思います。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

